まず第1に、全身に発疹ができていないか注意する必要がある。これはさまざまな症状である可能性がある。コロナウイルスの患者にはじんましんや水疱瘡、水ぶくれに似た発疹が認められ、こうした症状は痒みを伴い、数日から数週間続くことがある。
同様にコロナウイルスの感染者には腕や足の皮膚に凍傷のような症状が現れる。指には赤色または藤色の痛みの伴う腫瘍が発生し、皮膚の表面が剥離することもある。
また、異常に乾燥し、「うろこ状」になった唇には注意が必要とされる。これらは小さい裂け目や痛みを引き起こす。専門家はこうした症状は回復が近い患者に見られると指摘する。
皮膚科医のヴェロニク・バタイ氏は、身体の発疹は、発熱や咳などよりコロナウイルスの特徴的な症状の可能性があると強調する。