香港を拠点とするハンソン・ロボティクス社は、2021年前半に、ソフィアを含め4つのソーシャルロボットモデルの工場生産をスタートさせると発表した。
香港の研究施設の見学会を行ったロボットのソフィアは、「ソーシャルロボットは、私と同じように、病人や高齢者を気遣うことができる」と語った。ロイター通信の報道では、「私は困難な状況の中でも人々とのコミュニケーションや治療、配慮、社会的コンタクトを行うことが可能だ」と紹介した。
Makers of Sophia the robot plan a mass rollout https://t.co/sn7T4N3wGR pic.twitter.com/ousQsWxEWs
— Reuters (@Reuters) January 25, 2021
ソフィアは、人間のジェスチャーや顔の表情を真似するだけでなく、一定の質問に答えたり会話をしたりすることができる。
創設者兼CEOのデビット・ハンソン氏を紹介し、ロイター通信は、「新型コロナウイルスが広まった世界では、人々に安全を保障する大規模なオートメイション化が求められる」と報じた。
同氏は、パンデミックを背景とするロボットの使用は、保健分野に限定する必要はなく、小売業や航空業界といった分野でも利用が可能だと考えている。
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