フィギュアスケートの専門サイト「IFSMagazine」が、オーサー氏の言葉を伝えている。
オーサー氏は以下のように述べている。
「彼女(メドベージェワ)は、母親とは違うビザを持っていた。当時彼女は日本にいて、多くの時間を一緒に過ごした母親無しでカナダに戻りたくなかったのだ。また、新型コロナウイルスのパンデミックにより空の移動は困難だった。我々は定期的にFaceTimeでクラスを行ったが、それはメドベージェワにとってあまりに困難なことだった。そのため彼女はロシア(古巣のエテリ・トゥトベリーゼ氏の元)に戻ることに決めたのだ」
メドベージェワは2018年から2020年にかけてトロント市(カナダ)でオーサー氏の元でトレーニングに励んでいた。そして2020年9月、メドベージェワは古巣のエテリ・トゥトベリーゼ一門に復帰することを決めた。同選手は2020年、健康上の理由でグランプリシリーズのモスクワ大会を欠場。ロシア杯なども腰痛のため出場を見送った。