サンチェス氏の弁護士を務めるトム・ウォーレン氏は、請求について「みっともなく、ばかげてさえいる」と指摘した。
2019年1月、ベゾス夫妻は、25年間の結婚生活に終止符を打ち離婚すると発表した。メディアは、ベゾス氏と元テレビ司会者ローレン・サンチェスさん(49)の恋愛関係を暴露したタブロイド紙ナショナル・エンクワイアラーのジャーナリズム的な「調査」を、ベゾス氏が知るところとなったと報じた。ナショナル・エンクワイアラーは、同紙の代表者がベゾス氏と連絡を取り、離婚発表の48時間前にベゾス氏に関して集めた資料について伝えたと主張している。
スキャンダルの後、ベゾス氏は私立探偵を雇い、特にベゾス氏がローレン・サンチェスさんに送った写真や親密なメッセージなど、自身の私生活に関する情報の流出を調査した。
その後、ウォール・ストリート・ジャーナルは、ナショナル・エンクワイアラーはローレン・サンチェスさんの兄にメッセージなどの情報に対して20万ドル(約2100万円)を支払っていたと報じた。