2020年夏に開催を予定していた東京五輪・パラリンピックは、新型コロナウイルスのパンデミックにより今夏に延期された。現在、日本の一部が非常事態宣言下にある中、五輪開催に懐疑的な見方が広がっている。日本で1月に行われた世論調査では、回答者の80%が五輪開催を中止または延期すべきだと考えていることが明らかになった。
ゲイツ氏はさらに、「うまくいかなければそれは残念なことだが、私たちはワクチンが承認され、全世界に供給されるように全力を尽す」と述べた。同氏と彼の妻の慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」は、新型コロナウイルスの研究や治療法の開発を支援するために17億5000万ドル(約1818億円)を拠出。ワクチンの普及にも取り組んでいる。
人口約1億2600万人の日本は、2月下旬から医療従事者を対象とした新型コロナウイルスの予防接種を開始する予定。日本は、ファイザー社、モデルナ社、アストラゼネカ社開発のワクチンを合わせて3億1000万回分を確保する予定で、これは1億5700万人分に相当する。