キン・ヒニン・ワイさんは周囲で起こっていることを気にすることなく、3分半にわたってエネルギッシュにエアロビクスをした。
A woman holds a live aerobics class in #Myanmar on Mon morning as military vehicles arrive behind her to seize parliament building. Aung San Suu Kyi and other senior officials were detained by military on Mon. pic.twitter.com/D6Kig0xQ6B
— Global Times (@globaltimesnews) February 2, 2021
キン・ヒニン・ワイさんによると、ダンスコンテストに向けた準備のため約1年前からこの場所で毎日エアロビクスをしているという。
ネットに動画が投稿された後、キン・ヒニン・ワイさんは瞬く間に人気者となり、フェイスブックだけでも5万件以上の「いいね」を獲得した。
ネットユーザーたちは、皮肉な状況を指摘した。キン・ヒニン・ワイさんがそれに合わせてエアロビクスをした曲は『AmpunBang Jago』で、これは通常インドネシア人が傲慢な人を嘲笑するときに使うフレーズだという。
ミャンマーでのクーデター
ミャンマーでは2020年11月8日に総選挙が行われ、2月1日には第1回目の連邦議会(国会)が行われる予定だった。連邦議会開催の数時間前の1日午前、選挙管理委員会と与党の国民民主連盟(NLD)が選挙で不正を行ったと非難していた国軍は、ウィン・ミン大統領やノーベル賞受賞者のアウン・サン・スー・チー国家顧問(事実上の首相)と政府指導者らを逮捕した。また、逮捕者らには他の高官も含まれている。
国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、ミャンマー国軍によるクーデターについて、同国で達成された民主化の進展を損なっているとの懸念を示している。
ミャンマーでは1日、1年間の非常事態宣言が発令された。