インディペンデント紙によれば、リリーちゃんは父親と海岸を散歩中に、不思議な足跡のようなものが刻まれた岩を発見し、興味を持ったという。足跡の大きさは10センチほどで、リリーちゃんはすぐにそれを父親に見せ、父親が写真を撮った。家に帰り、家族の写真を妻に見せ、すぐに専門家に連絡を取り調べてもらったところ、実際にディノザウルスの足跡であることが分かった。
インディペンデント紙によれば、ウェールズ南部のバリー近くのビーチでは、以前にも地元の住民たちが足跡のようなものを発見していたが、これまでのものはすべてワニのような爬虫類の足跡に似たものだった。しかし今回、リリーちゃんが発見した岩の上の足跡は、2本の後ろ足で歩行する身長75センチほどの、小動物や昆虫を主食とする生物の足跡であると判断された。今回、見つかった足跡は、踵の部分が鮮明で、骨の跡まで見える非常に良い状態のものだったことから、専門家たちは、センセーショナルな発見だと絶賛し、初期のディノザウルスをよりよく理解するのに重要な手がかりになる可能性があるとしている。
最近、台湾北東部で、古生物学者らが、約2000年前に太平洋海底に巨大な海生蠕形動物が生息していたことを示す痕跡を見つけたニュースについては、「スプートニク」の過去の記事からどうぞ。
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