中央薬事審議委員会は4日に会合を開き、韓国におけるアストラゼネカ製ワクチンの使用を承認した。
医薬品や食品の安全性評価に関する責任者リ・ドンヒ氏は「ワクチンが十分に安全で効果的であるかどうかを議論した後、提示された質の高い非臨床データと臨床試験に基づいて使用承認が推奨された。ワクチンの使用については、欧州と同様に18歳以上に許可されているが、予防処置では、65歳以上への使用は慎重に判断しなければならないと指摘されている。65歳以上に対するワクチン使用に関するデータが不足しているからだ」と述べた。
ワクチンは、4〜12週間の間隔をおいて2回接種される。
先に、英国は新型コロナウイルス感染症に対するワクチン不足の懸念を背景に、英オックスフォード大学とアストラゼネカが開発したワクチンと、米製薬大手ファイザー製ワクチンの「混和性と組み合わせ」に関する臨床試験(治験)を開始すると報じられた。