同紙によると、シスター・アンドレさんは仏トゥーロンの高齢者施設で生活しており、1月16日にコロナウイルスが検出された。シスター・アンドレさんは「コロナウイルスに感染していることに気づきもしなかった」と語っており、無症状で、隔離期間中は孤独が最も辛かったという。
La Toulonnaise Sœur André, doyenne des Européens, réussit à vaincre la Covid à 117 ans https://t.co/bJO63nbQNF pic.twitter.com/74PlhCNNot
— Var-matin (@Var_Matin) February 8, 2021
高齢者施設の代表者デイビッド・タヴェッラ氏は、この高齢者施設では合わせて80件以上の感染が確認され、10人の入居者が死亡したことを明らかにし、「私たちの施設では前例のない衛生対策が講じられており、どうやってウイルスがこれほど急速に広まったのか分からない」と指摘した。
シスター・アンドレさんは1904年2月11日生まれ。若いころは家庭教師として働き、41歳の時に修道女となり、仏ヴィシーの病院で28年間にわたって孤児や老人の手助けをした。1979年にサヴォワの修道院に入り、2009年からトゥーロンの高齢者施設で生活している。
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