海自潜水艦衝突事故 艦橋部分の歪みや潜舵の損傷

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日本の海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」が高知県沖で民間の商船と衝突した事故を受け、日本の海上保安庁などが事故原因などについて調査を開始した。日本のマスコミが報じた。

報道によると、8日、高知県足摺岬沖で海上自衛隊の潜水艦、「そうりゅう」と民間の商船が衝突した。商船の乗組員にけが人は確認されていないが、潜水艦の乗組員3人が軽いけがをした。

日本の岸防衛相は9日の記者会見で、商船の船体にダメージはないとみられると思われるが、「そうりゅう」に艦橋部分の歪みやアンテナマスト及び潜舵の損傷が生じたほか、使用可能な通信手段が一時携帯電話のみとなったことを明らかにした。

​読売新聞は9日、「そうりゅう」と商船の衝突事故について、防衛関係者への取材の結果、「そうりゅうが浮上時に水中音波探知機(ソナー)で行う他船舶の確認が不十分だったことがわかった」と報じた。同紙は「現場の潮流や乗組員の練度不足などが影響している可能性がある」と指摘している。

報道によると、「そうりゅう」は定期検査後の訓練中、海中からの浮上時に商船に衝突したと見られている。

現在、日本の海上保安庁などが事故原因などについて調査を行っている。

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