リアノーボスチ通信の消息筋によれば、「タハリール・アル=シャーム」の武装戦闘員らはロシア各地で行われる大規模抗議行動に照準を定めている。
「『ジェイシュ・アル・ムジャヒディン・ワ・アル・アンサル』、『Jama'at al-Tawhid wal-Jihad(タウヒードとジハード集団)』、『Ajnad al-Kavkaz(コーカサスの兵士たち)』など『タハリール・アル=シャーム』内の組織の指導部が、ロシア出身ないしはロシアと国境を接する隣国出身から集められた者の中からより信頼でき、経験のある戦闘員を選び、この目的(編集部:ロシアの反体制派の抗議行動でテロをおこす)で準備を行っている。」消息筋はこう語っている。
ロシアでは2020年12月にも南部でテロが未然に防止され、「ダーイシュ」(ISIS)の戦闘員ら4人が逮捕されている。