ザッセ報道官は12日、ベルリンで記者団に「(ラブロフ外相の)この発言はわれわれの観点からは実に奇妙かつ不可解なものだ」と述べた。
ザッセ氏は「われわれは連邦議会におけるマース外相(ドイツ)のスピーチを引用することができる。同氏はそこでロシアに関するわれわれの考えを明確に述べたが、同氏はわれわれがロシアとの協力に関心を持っていることを明確に話した。したがって、ラブロフ大臣の本日の発言は実に奇妙だ」と語った。
その後、ロシア外務省はラブロフ外相の発言について説明した。ロシア外務省は記者団に「それがEUのイニシアチブによって起こった場合、われわれは断絶する用意がある」と発表した。
ロシアのペスコフ大統領報道官は、ロシアはEUとの関係を断絶する用意があるというラブロフ外相の発言は文脈から外れてメディアで引用されており、ラブロフ外相の発言の意味は、ロシアはEUとの関係発展を望んでいるが、最悪の事態に備えておく必要があるということだと発表した。