金総書記が批判の矛先を向けているのは内閣の中でも経済を根幹を握る主要機関で、十分な役割を発揮できていないとして怒りを表している。
「内閣は主要な経済分野の計画を練るという主導的役割が発揮できず、大臣らが用意した数値をほぼ機械的にまとめただけだ。」AP通信が金総書記の発言を引用して報じた。
金総書記は政府の計画が機能しておらず、「イノベーション的発想、明確な戦略」を示していないと批判し、農業生産の今年の目標は非現実的なほど高く設定され、逆に電力生産はあまりにも低すぎると指摘した。
朝鮮労働党中央員会経済部長は1月に任命されたばかりの金頭日(キム・ドゥイル)氏が更迭され、代わりに呉秀容(オスヨン)元副首相が選ばれた。