ブリンケン国務長官は、「私は2月16日より、時にフーシ派と呼ばれる『アンサール・アッラー』の行動を諸外国のテロ組織とみなさないこととする」と表明した。
同国務長官は、この決定は「イエメンの忌まわしい人道的状況」によって根拠付けられたと説明した。同国務長官は、同国での紛争の当事国に対し、政治的解決の探求と対話に取り組むよう訴えた。
フーシ派はドナルド・トランプ政権によってテロ組織とされたが、ジョー・バイデン政権は、この決定を再検討する意向を明らかにした。
イエメンでは2014年から紛争がつづいており、フーシ派が同年に首都サアナを占拠。その後北部の大部分も占領した。
2015年3月、イエメンのアブド・ラブ・マンスール・ハディ大統領の政権を回復させるために、サウジアラビア主導の連合が同国に介入。イエメンの戦闘はエスカレートしていった。