サキ氏は、森氏の辞任について「(米政府の)チーム内で協議する」とコメントした。
12日、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は辞任を表明した。組織委員会の緊急会合が開かれ、この中で森会長は「きょうをもちまして会長を辞任いたそうと思います」と述べ、辞任する考えを明らかにした。
先に、サキ氏は3日、東京オリンピック・パラリンピックについて記者団の質問に答えた際に、東京五輪を北京五輪と言い間違えたと伝えられていた。
森氏は3日、JOCの臨時評議員会で、JOCが掲げる女性理事を増やす目標について「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言し、自身がかつて会長を務めた日本ラグビー協会で女性理事が増えていることを例にあげ「今までの倍、時間がかかる。女性というのは競争意識が強い。誰か1人が手をあげて言うと自分も言わなきゃいけないと思うのだろう。それでみんな発言する」などと述べていた。その後、森氏は謝罪したうえで「不適切な発言だった」とし発言を撤回したが、「辞任する考えはない」とも語った。
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