唯一の食料はココナツ 33日を無人島で生き延びたキューバ人らが救助

© 写真 : Public domainチャゴス諸島
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CNNの報道によれば、米国沿岸警備隊がカリブ海の無人島にいた3人のキューバ国籍者の特別救助作戦に成功した。この3人は33日間にもわたり、ココナツだけを食料に命をつないでいた。

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2月8日、米国沿岸警備隊のヘリコプターが通常のパトロール飛行を行い、フロリダ州とキューバの間にある無人島のアンギラ・カイの上空に差し掛かったところ、数人がヘリに気づいて、旗を振っているのが目に入った。

島に着陸したレスキュー隊が目にしたのは男性2人に女性1人。いずれもキューバ国籍者だった。3人組の「ロビンソン・クルーソー」たちだが、バハマ諸島のアンギラ島にたどり着いたのは自分たちが望んでのことではなかった。正月の初日に小旅行を決め込んで船に乗り込んだのはいいが、しけに遭い、船を失い、この島にたどり着いたのは奇跡としか言いようがなく、この33日間というものの、野生に生えるココナツを食べてなんとか飢えをしのいできたという。

米国のレスキュー隊は無人島で食料もなく、真水もなく生き延びることのできた人間は今まで見たことがないと語っている。3人は米フロリダキーズに運ばれ、病院で検査を受けたが、健康状態に異常は見つからなかった。

とはいえ、今回のキューバ人「ロビンソン・クルーソー」のようにみんなが運がいいとは限らない。インド北部ではヒマラヤの氷河が突然崩壊し、多くの村人が犠牲になった。

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