ANDINA 通信社によると、アステテ外相は「2020年12月、2021年1月に新型コロナ感染症(COVID-19)で陽性反応を示した政府高官と接触があった。臨床試験を行う大学カエタノ・エレディア大学から中国国有製薬大手・中国医薬集団(シノファーム)製ワクチンの接種1回目を受けるよう提案があり、2021年1月22日に申し出を受け入れた。試験の余剰分だと認識している」と説明している。
同外相によると、接種を受ける決め手となったのは、感染検査を数回受けていること、また68歳という年齢はリスクグループに入ることだという。
ペルーでは先週、ワクチン接種をめぐりマセッティ保健相が辞任したばかり。またピスカラ元大統領も在職中の昨年10月に接種を受けたことが明らかになった。
ペルーには2月初旬、中国シノファーム製コロナワクチンの第1回納入分が到着した。