東京都によると、先月下旬に一部の保健所から受けた「感染者数に修正がある」という報告から都内の保健所に確認した結果、報告漏れが判明した。
福祉保健局によると、患者数が急増していた当時、業務が増大し、患者への対応を優先的に行っていたことなどから報告データの未入力が生じたと考えられるという。未報告となっていた患者への対応は適切に行われていたとの報告を受けている。
保健所別では、葛飾区保健所が最も多く390人。次いで、豊島区の池袋保健所から228人、渋谷区保健所から96人の報告漏れがあった。
これにより、15日までの感染者の累計は10万7609人になった。また、1日の新規感染者数の最多を記録した1月7日は2447人から73人増え、2520人に修正された。