研究者らは今回、現地で約4500年前の墓2つを発見した。そこには幼児と少女が埋葬されており、少女の墓からは銅製のキリ(千枚通し)や針の破片、杖か棍棒の一部ではないかと思われる謎の円筒形の物体が発見された。
研究者のマット・ライバーズ氏は、「これらの品々を残した人々や、近くに埋葬された人々がストーンヘンジの建設に何らかの役割を果たしていた可能性がある」と指摘している。
発見された土器やトナカイの角、火打ち石も、ストーンヘンジを建設した人々の所有品であったとみられている。さらに考古学者らは、ストーンヘンジの南東に保護する目的で作られた可能性がある溝を発見した。