ゲイツ氏は、「これはかねてより人類に突きつけられたもっとも深刻な問題であり、そのため、物理的に世界経済は、セメントや鉄鋼、輸送、農業など、これらすべての分野で変化が求められている」と指摘した。
同氏は、イノベーションの応用やそれらのスケーリング、また、気候中立の政策の実行だけで、2050年までにこうした問題を解決することができると確信する。この間、ゲイツ氏はすでに気候変動とバイオテロリズムはパンデミック後に人類に対する最大の挑戦となるとの考えを示している。
15日、ビル・ゲイツ氏が気候変動への対応で20億ドル(約2103億円)を投資する意向であることが報じられた。
この間、科学誌『Lancet』は、気候変動に対する政策の変更によって2040年までに1000万人の命を救うことになると報じた。