ロンドンの中央刑事裁判所のヴァネッサ・バライツァー裁判官は1月4日、米国政府にアサンジ氏を引渡すことを拒否した。米国側の弁護士はこの決定に意義を唱えることとし、そのために数週間が与えられたと発表した。
次の一歩はアサンジ氏の保護となる。「Don't Extradite Assange」組織委員会は、アサンジ氏のパートナーのステラ・モリス氏の声明を引用している。彼女は、弁護士は裁判所に今後の戦略の検討と論証を準備する時間を提供するよう要請していると述べている。
モリス氏は声明の中で、「反訴がジュリアンの汚名を返上させる可能性がある」と述べている。
アサンジ氏は、ロンドン東部の安全レベルの高いベルマーシュ刑務所ですでに500日以上拘束されている。弁護士は被告の健康状況が芳しくないことから保釈を要求している。