ガーディアン紙によれば、世界的に食料価格が高騰しており、複数の国では、多くの人々が食料を買えない状況にあるという。アグネス・カリバタ国連食料システムサミット2021事務総長特使は、多くの国で備蓄食料が底をついているとして、2021年の状況は、2020年よりもさらに困難なものとなるだろうと警告している。
カリバタ特使は、新型コロナ対策と、その経済的影響からの脱却には最低でも5年かかるとの見通しを示した。ガーディアン紙は、食料の価格を低く抑え、人々に行き届くようにしなければならないと指摘している。
専門家らは、食料と原料の世界の価格は2020年12月に107.5ポイントまで上昇し、過去3年で記録的な数字побили となったと指摘する一方、食料価格の高騰は、食料の供給を不安定にした新型コロナの感染拡大だけではないと述べている。ガーディアン紙は、価格変動は市場における需要と供給のバランスに左右されるという専門家の意見を伝えている。
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