これよりも前、フィンランドのVita研究所で新型コロナウイルスの変異種Fin-796Hが検出されたことが明らかになった。この変異種は、世界保健機関(WHO)が推奨する数あるPCR検査方法のうち少なくとも1つでは検出が困難。
ヴォズネセンスキー氏は、「ウイルスの構造が変化していることを考えると、どの研究所でもその変化を考慮して検査システムを練り上げていきます。年末に英国で変異株が出現した際には、すでにウイルスの構造の変化を考慮した検査システムが登録されていたのです」と説明している。
同氏によれば、このような変異種の出現は「今のところ大きな意味を持つものではない」という。
関連記事