発表では、「就任初日の1月20日にバイデン大統領はパリ協定への米国の復帰に関して書面にサインを行なった。この合意条件に基づき米国は今日再び公式にその参加国となった」と述べられた。
気候変動に関するパリ協定は化石燃料の完全な放棄を前提としていない。しかし、協定に参加するすべての国は温室効果ガスの排出量削減や技術革新、気候変動に対する対処で必要な措置を講じなければならない。そのほか、エネルギー供給では再生可能エネルギーの割合をますます高まめなければならない。
パリ協定は2015年12月にロシアを含む195ヶ国によって採択された。同協定では、2100年までの世界の平均気温上昇を2度未満に抑えることが目標として掲げられており、加盟国はそのための措置の実施が義務付けられている。
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