「コビバク」はガマレヤ国立疫学・微生物学研究センターが開発した「スプートニクV」と、ロシア連邦消費者権利・人間福利保護監督庁のロシア国立ウイルス学・生物工学研究センター(ベクトル)が開発した「エピバクコロナ」に続いて3件目のワクチン。
ミシュスティン首相は20日、新型コロナワクチンの流通に関する会合の冒頭、「すでに3月中旬にも最初の12万回分が民間流通に入る」と述べた。
チュマコフ研究センターのワクチン「コビバク」は、世界でつくられている大半の薬剤とは異なり、新型コロナウイルス(Sars-Cov-2)の一部ではなく、死滅させた完全な新型コロナウイルスを含んだ全粒子不活化ワクチン。全粒子不活化ワクチンは中国でも開発された。
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