データは世界81カ国における新型コロナによる死亡者数を基に算定された。研究者らは死亡者の年齢と各国の平均寿命などを考慮し、今回コロナによって死亡していなければ、生きることができたであろう年数をはじき出した。
研究者らによれば、81カ国で新型コロナによる死亡により失われた命の年数は2,050万7,518年。一人あたりの平均で16年となる。研究者らは、この中には、コロナが間接的な死因となった人たちは含んでいないと強調している。
英国の新聞デイリー・メール紙が伝えるところによれば、新型コロナによって失われた人命の年数がもっとも長いのはネパールで、これに続いて台湾、ボリビア、サルバドール、ドミニカ共和国となっている。ベルギー、ルクセンブルク、スロベニア、スウェーデン、スイスは、比較的少なく、死亡者一人あたりが失った生命の長さは10年だとのこと。
世界保健機関(WHO)が発表した新型コロナウイルスの感染状況については、「スプートニク」の過去の記事よりどうぞ。