同センターによると、この2種類の異常が発生する確率は、100万人のうちおよそ2人だという。
その女性は医師に、全ては最初は気にもとめていなかった定期的に起こる頭痛から始まったと話したという。頭痛の痛みは徐々に増していき、勘違いをしたり、自分がどこに行くのか、なぜ目的地に向かっているのかを忘れるようになったという。女性によると、1日に頭痛が4度起きた時は、方向感覚が分からなくなった。そのため女性の夫は、子どもを妻のそばに置いておくことを恐れるようになったという。
同センターは、「女性は手術後、てんかんの発作が起こらなくなり、現在は退院の準備を進めている」と発表している。