鈴木会長は1978年に社長に就任。以来42年余り、社長・会長として同社の経営トップを務めてきた。
日本では国内トップクラスの軽自動車メーカーとしての地位を築き上げたほか、海外進出にも積極的に取り組み、1980年代には他社に先駆けインドに進出。現地シェアトップのメーカーとして成長させた。
また2019年にはトヨタ自動車と資本提携の関係を結び、会社の成長をけん引した。
日本時間同日夜、鈴木氏はオンラインで記者会見を開き、退任理由について「2030年、2050年のスズキの基礎をつくる経営計画を策定し、役員体制を一新して後進に道を譲ることを決めた」と説明した。