終値での2万9000円割れは2月5日以来。25日の米市場で長期金利が上昇したことから、警戒感が広まり売りが続いた。
ロイターによると、2日前の24日、日経平均が反落し3万円を割りこんだ。当時、東京株式市場では「短期急騰による過熱感を冷ます動きが継続している。(中略)この先全面的な売りとなる可能性がある」との声が聞かれた。
翌25日には日経平均が大幅反発し、3万円台を回復した。24日の米株式相場が大幅に上昇し、東京市場でも運用リスクをとる姿勢が強まった。また、円安・ドル高の進行も支援材料となったという。