Kaspersky Labによると、同社の専門家らは2月、人気のあるメッセンジャ―で、大手小売チェーンからの魅力的なキャンペーンに関するメッセージを含む偽のメーリングリストを発見した。このメッセージには、アプリの形で偽のポイントカードをGooglePlayでダウンロードするためのリンクが記載されていた。ポイントカードを使用するには、有料サブスクリプションに加入しなければならなかった。
Kaspersky Labによると、事実上、アプリはほぼ機能していないことがわかった。同社は「アプリを起動すると、店のロゴとカードの発行申請ボタンが記載された画像が表示された。ボタンを押すと購入プロセスが始まった。 ユーザーはお金を引き落とされたが、ポイントカードを受け取ることはできなかった」と伝えた。
この「トロイの木馬」は、20を超えるさまざまなプログラムやブランドを装って侵入していた。人気のあるロシアの複数の食料品店チェーンの他に、さまざまな小売ブランドのデジタル化された割引、ポイント、ギフト用のカードになりすましていた。
Kaspersky Labはグーグルに「トロイの木馬」について報告した。