ゲイツ氏は、世界全体が平常な状態に戻ることは2022年まではあり得ないと指摘している。
「問題は我々のやっていることは地球全体でパンデミックが終わるためには不十分だということなのだ。」
ゲイツ氏は米国では秋には「ほぼ平常の生活」に戻り、ほぼすべての学校が授業を再開し、レストラン業も部分的に再開し、スポーツイベントも行われるようになるだろうが、パンデミックに最終的に打ち勝つにはワクチン接種を通して「世界全体を救わねば」ならないと強調している。
ゲイツ氏はコロナウイルスのワクチンを受け取ることができるのは現時点では富裕国に限られていることから、自身の基金「ゲイツ・ファンデーション」はワクチン生産拡大のために補足的な企業を設立しようとしていると語っている。