米国の医師団は「12人の患者に関して、ワクチン接種に伴う局所的および全身症状が完全に解消した後、注射部位の近くに同様の反応が見られた」と報告している。
発疹は初回接種から4日後から11日後の間にあらわれ、平均すると8日後に生じたとされている。
同誌のウェブサイトには、同様の反応があらわれた12人の患者全員の患部の写真が表に掲載されている。
Delayed cutaneous reactions developed in 12 patients, days after initial injection-related symptoms resolved. The reactions, some as severe as grade 3, resolved in a few days with local therapy, and all 12 patients received the second #COVID19 vaccination. #IDTwitter
— NEJM (@NEJM) March 3, 2021
こうした問題が生じたにもかかわらず、医師は患者に2回目のワクチン接種を行い、接種を完了するよう説得した。2回目の接種後、3人に同程度の皮膚の炎症が起こり、さらに3人にはより軽度の炎症がみられ、残りの6人は痛みを伴わずに2回目のワクチン接種を受けた。
2月下旬、スイスで国内医薬品市場の監督を行うスイスメディックが副反応について報告された364件の事例について検討を行い、154件がモデルナのワクチンと関連していると発表した。
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