同国では2月24日にマグニチュード5.7の地震が起こって以来、1万回を超える地震が続いている。アイスランド気象局によると、3日には地震が2500回以上起きたという。
Ongoing #earthquake activity in Reyjkanes peninsula, #Iceland: 4 days of epicenters (data from Icel Met Office). Concentration of aftershocks follows mostly NNE-SSW main rupture (M5.7) with a possible conjugate one involved (SW-NE). High-res figure here: https://t.co/rMxL3dAXKR pic.twitter.com/tNncNsSCSX
— Sotiris Valkaniotis (@SotisValkan) February 27, 2021
これらの地震のほとんどは揺れが小さく、同国の国民の大半が住んでいるレイキャビクとその周辺地域から遠く離れたところで発生しているという。しかし、アイスランド大学のポール・アイナーソン博士(地球物理学)は、「これほど多くの地震を経験したことは生涯で一度もない」と指摘している。
Felt #earthquake (#jarðskjálfti) M3.6 strikes 35 km SW of #Reykjavík (#Iceland) 6 min ago. Please report to: https://t.co/rLn6tt2P3c pic.twitter.com/qMbCHlmgHS
— EMSC (@LastQuake) March 5, 2021
研究者らによると、アイスランド南西部にある火山の活動は過去800年間もの間「静か」だったが、その休止期間がもうすぐ終わる可能性があると推測している。この地域ではここ1週間の間で約1万8000回以上の地震がおこり、研究者らは噴火が差し迫っていると警告している。ただ、噴火がおこるとすれば爆発的なものではなく、噴出するような形のものになるという。
アイスランドには北米プレートとユーラシアプレートという2枚の地盤プレートがあることから、地震が多く発生している。