ジャクソン・ペリーさんとノア・パーマーさんは、オーストラリア西部のマンジュラ市の海岸でビールを冷やしたクーラーボックスと一緒にビニール製マットの上で休息を楽しんでいた。当初、彼らは岸から50メートル程度のところに浮かんでいたが、ビールがすすむにつれ、知らぬ間に風が2人をかなりの沖合いまで運んでしまった。その状況を彼らは携帯電話で撮影した。
ペリーさんとパーマーさんは岸から数キロ先の海上まで流されてしまった。
2人は手で漕いで岸に戻ろうとしたがうまくいかず、さらにマットが萎みはじめてしまった。彼らは10分毎にマットから降り、空気を入れ直すはめになった。その後、彼らはサメが現われるのではないかと恐怖に襲われた。
2人の携帯電話は充電がほぼ残っていなかったが、それでも友人になんとか繋がり、救助を要請することができ、この友人が2人を水上バイクで救出した。ペリーさんとパーマーさんは海上で約3時間漂っていた。