大阪市局長に府幹部を起用へ 都構想試算で懲戒処分受け

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松井一郎大阪市長は5日、「大阪都構想」の住民投票前に作成した財政試算を巡って懲戒処分を受けた東山潔財政局長の後任に、大阪府の阿形公基財務部長を起用する方針を市役所で記者団に明らかにした。市によると、財政部門トップに外部人材を登用するのは初めて。発令は4月1日付。

阿形氏は1983年に府に入庁し、2018年に財務部長に就任。松井氏が知事を務めた当時の部下だった。

市は昨年12月、市を4分割した場合の財政試算を作成し、松井氏の判断を仰がずに報道提供したなどとして、東山氏ら財政局幹部3人を減給の懲戒処分とした。東山氏は市役所退職後に公募に合格して局長となった。

(c)KYODONEWS

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