ドフマン氏によると、同アプリのダウンロード数は1億を超えている。本来VPNとは、ネットワークに安全にアクセスすることを目的としているが、SuperVPNはそれとは逆の働きをしているという。ドフマン氏は、スパイ装置の使用や情報漏洩でSuperVPNを非難している。
ドフマン氏は、先月2月に起こったユーザーのデータベースの大規模な漏洩に注目した。ハッカーフォーラムでは、「SuperVPN」、「GeckoVPN」、「ChatVPN」のユーザーの資格情報やデバイス情報を含む3つのデータベースが売りに出された。またドフマン氏によると、Google Play Servicesには、SuperVPNと同じアイコンや説明文を使うアプリが少なくとも6つある。
ドフマン氏は、VPNを使って安全な通信の確保を望むユーザーに対し、実際の利用者によるレビューで信頼できる開発者を選び、無料のプログラムを信頼しないようアドバイスした。