グレタ・トゥーンベリさん、バイデン政権発足から数ヶ月を科学的視点から評価

© AP Photo / Kay Nietfeldスウェーデンの環境保護活動家グレタ・トゥーンベリ
スウェーデンの環境保護活動家グレタ・トゥーンベリ - Sputnik 日本, 1920, 09.03.2021
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スウェーデンの環境保護活動家グレタ・トゥーンベリさん(18)は、米TV局MSNBCのインタビューで、バイデン米大統領の環境政策について個人的に評価することは拒否したが、バイデン政権の発足から数ヶ月を科学的視点から評価した。

トゥーンベリさんは、米当局は気候変動をその他の政治的問題と同じように扱っていると指摘した。トゥーンベリさんはバイデン政権について、環境への配慮が足りず、環境問題を世界的な危機としてではなく、むしろいつもの政治的問題として扱っているとの考えを示し、「気候危機を危機として扱ってください」と呼びかけた

またトゥーンベリさんは、現在の主な課題は環境危機に関する人々の知識を深め、世論を構築することだとし、そのためバイデン氏に環境危機の実情について語って欲しいと話した。

2月、米国は地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」に復帰した。バイデン政権は、今後数年間で温室効果ガスの排出量を大幅に削減することを約束した。先にトランプ前米政権は「パリ協定」から離脱していた。

トゥーンベリさんは昨年10月、米国の有権者に対し、2020年米大統領選挙ではトランプ氏ではなくバイデン氏に投票するよう呼びかけた。

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