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奪われた故郷:原発事故の影響を受けた町
奪われた故郷:原発事故の影響を受けた町
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福島第一原子力発電所で世界最悪レベルの原子力事故が発生したことにより、周辺に住む多くの人々は故郷を追われることになった。事故から10年が経った現在、避難指示区域は解除が進み、その範囲は徐々に狭まりつつある。しかし帰還率は決して高くなく、県内外で避難生活を続ける住民も多い。 2021年3月11日, Sputnik 日本
2021-03-11T14:05+0900
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写真, 福島 あれから10年がたった今, マルチメディア|写真
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奪われた故郷:原発事故の影響を受けた町
福島第一原子力発電所で世界最悪レベルの原子力事故が発生したことにより、周辺に住む多くの人々は故郷を追われることになった。事故から10年が経った現在、避難指示区域は解除が進み、その範囲は徐々に狭まりつつある。しかし帰還率は決して高くなく、県内外で避難生活を続ける住民も多い。
避難指示区域となり、誰もいなくなった町には動物たちが道を彷徨い、雑草が生い茂った。店の窓ガラスは割れ、学校には物が散乱したまま状態で発生当時のままの姿が残っていた。
原発事故により双葉町や楢葉町など、福島県内12市町村が避難区域に指定された。共同通信によると、現在、このうち避難解除された区域の居住率はわずか30パーセント程度。さらに、住民の高齢化率は全国の1.5倍にのぼっているという。

福島県浪江町の放置された車と住宅(2018年3月5日撮影)

当時の持ち物が散乱したままの福島県双葉郡双葉町の小学校(2019年12月3日撮影)

警戒区域に指定された福島県小高区小高で、道をさまよう捨て犬たち(2011年4月7日撮影)

福島県双葉郡双葉町の雑草が生い茂ったコンビニエンスストアの駐車場(2019年11月27日撮影)

福島県南相馬市の駅前に放置された自転車 (2011年4月21日撮影)

福島県双葉郡富岡町で、割れたガラスが放置された店舗(2011年8月19日撮影)

福島県双葉郡楢葉町で、自動販売機前に生い茂る雑草(2013年3月5日撮影)

福島県相馬郡飯舘村の飯舘小学校の校庭(2011年5月25日撮影)

福島県双葉郡富岡町の、マンホールに安全コーンが置かれた大通り(2011年8月9日撮影)

福島県双葉郡双葉町の廃墟となった集合住宅(2019年12月3日撮影)

福島県双葉郡富岡町のショッピングセンターの駐車場(2013年12月16日撮影)

福島県双葉郡浪江町の廃墟となった店舗(2018年3月5日)

福島県相馬郡飯舘村の道路を横切る猫(2012年3月9日撮影)

福島県双葉郡双葉町の住民がいなくなった町の景色(2019年12月3日撮影)