韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相は、「65歳以上の人へのワクチン接種は、アストラゼネカ製のワクチンの有効性を判断する材料が不足していたため、先延ばししていたが、最近、英国で高齢者に対する有効性を証明するデータが発表された」と述べた。
今回の決定は、アストラゼネカワクチンが感染の予防と高齢者の入院件数を減少することを示すデータが英国とスコットランドで発表されたことを根拠に下された。
英国の保健機関は、ワクチンには、1回接種を受けた80歳以上の人のコロナ感染症による入院を予防する有効性が80%超あるとした研究結果を発表していた。
アストラゼネカ製のワクチンの接種対象が65歳以上に拡大されたことを受けて、韓国ではワクチン接種の動きが加速化される可能性がある。