またザギトワは、競技を見ていると自分も出場したくなると語った。
「私は時々、演技する人の立場に自分を置いてみることがあります。自分の感覚を思い出します。ああ、これはとっても難しいです(笑) 自分に打ち勝たなくてはなりません。」
ザギトワによると、キャリアの再開を妨げるいくつかのポイントが存在するという。一方、ザギトワは「でも、ふるいたたせてくれるものもあり、それはとてもたくさんあります。ですから、今にわかるでしょう」と語った。
またザギトワは、今シーズンは自分にとってとても重要なさまざまな出来事があったと語った。ザギトワはアイスショー番組「アイスエイジ」の司会を務めたほか、広告の撮影をしたり、高校を卒業してロシア国家経済公共行政アカデミーのジャーナリズム学部にも入学した。
ザギトワは2019年12月、競技活動の休止を表明した。昨シーズンは、クラスノヤルスクで開かれたロシア選手権とオーストリアのグラーツで開催された欧州選手権を欠場した。カナダのモントリオールで開催予定だった2020年の世界選手権は、新型コロナウイルスのパンデミックにより中止された。ザギトワは今シーズン、大会には出場しなかった。
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