同報道官は、「監視とリスク評価に関する欧州医療機関委員会の見解は、ワクチンのメリットはリスクを上回り、そしてワクチンの使用は継続される可能性がある。現在、血栓症の発生原因の調査が行なわれている」と指摘した。
ハリス報道官は、デンマークやスペイン、ノルウェーは、アストラゼネカ社製ワクチンの使用を用心のため一時的に中止する決定を行なったと強調した。また、これらの国々に供給された同ワクチンの若干のロットに関して言及がされた。
ハリス報道官は、世界では9日時点ですでに2億6800万本分のワクチンが供給され、WHOのデータによれば、ワクチンに関連した死亡事例はどこの国でも報告されていないと指摘した。
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