長野県警や松本広域消防局などによると、雪崩が起きたのは標高約2400メートル地点。幅200メートル、長さ300メートルにわたり発生したとみられている。
長野地上気象台は14日、乗鞍岳高地地域に雪崩注意報を発令していた。乗鞍岳付近は13日に30センチ以上のまとまった雪が降り積もったため、雪崩の危険性があったという。
乗鞍岳は、岐阜県の飛騨乗鞍観光協会のHPによると、長野県と岐阜県の県境に位置し、北アルプスの南端に位置し、標高3000メートル余りの剣ヶ峰など23の峰が連なり、登山の初心者から上級者まで楽しめる山として人気がある。