スボーチン副代表によれば、「ロスコムナドゾル」は今後30日間、ツイッターがロシアで禁止されているコンテンツ(自殺の推奨、児童ポルノ情報、麻薬の製造法)の削除を着手するか注視し、その後、ロシア政府によってSNSのブロックに関するしかるべき決定が下されることになるという。
「ロスコムナドゾル」は、3月10日以降、ロシア国内のすべてのモバイルデバイスと半分のパソコンでツイッターサービスのトラフィックを遅滞させると発表した。決定は禁止コンテンツの削除という機関の要望をSNSが聞き入れるか否かに関連する。全体的にツイッターは指摘された内容に関連するデータ3000件超を削除していない。
SNSは、ロシアが講じた措置についてコメントし、管理当局は「世界中に広がるインターネットの保護に引き続き努めており、ブロックの実施が拡大し、ネット上で公けの対話が阻害されることを深く憂慮している」と表明した。
また、ロシアでは昨年11月にロシアメディアの情報に対するアクセス規制からユーチューブのブロックが要請された。