基金は没収された箱の写真から、これが偽造ワクチンであることは明白であり、コンテナーのデザイン、ラベルも含めて本物のワクチンとは似ても似つかないと断言した上で、発送プロセスは公式の「スプートニクⅤ」ワクチンの包装、輸送プロトコルに準じて行われたと指摘している。
基金は、「スプートニクⅤ」の各ロットは最も厳重なコントロール下で包装されており、注射液ごとにQRコードがつけられ、輸送を行うのも承認を受けた業者のみとなっていると説明している。
基金は偽造ワクチンを摘発したメキシコ政府、税関、軍部に対して謝意を表した。