この間、アストラゼネカ社製ワクチンの接種で血栓症が発症した人が拡大したという事例から欧州連合(EU)の一連の国々は予防措置として同社製薬の使用を中止することを決定した。
18日、フランスのジャン・カステックス首相は、アストラゼネカ社製ワクチンの安全性に関する欧州医薬品庁(EMA)の結論を根拠に、19日から製薬の利用が再開されることを明らかにした。同首相は、製薬の信頼を示すため、19日にアストラゼネカ社製ワクチンの接種を予定している。
ЕМАのファーマコビジランス・リスク評価委員会は、アストラゼネカ社製ワクチンの接種を受けた人の血栓症発症に関するデータ評価を行なった後に、同ワクチンがコロナウイルスに対し効果と安全性を有するとの結論に至った。ЕМАの専門家は、製薬が血栓症のリスクを高めるとは認めなかった。
また、同機関は、ワクチンの効果と副作用に関する研究は研究者らが継続すると強調した。