JAXAによれば、分析は同機関や大学など9つのチームが取り組み、元素をはじめ、鉱物に含まれる水の成分解析や含有される有機物の種類などが調査されるという。また、12月には米航空宇宙局(NASA)へサンプルの一部を提供することが予定されている。
小惑星「リュウグウ」のサンプルは、昨年12月に帰還した探査機「はやぶさ2」が採取したもので、およそ5.4グラムの砂や小石が確認されている。
分析チームの取りまとめを行なう東京大学の橘省吾教授は、「リュウグウ」の謎のベールがはがれることに期待するとコメントしている。
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