マレーシアで同国史上最大の麻薬押収事件 税関が1370億円相当の麻薬を押収

CC0 / Pexels / マレーシア
マレーシア - Sputnik 日本, 1920, 23.03.2021
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マレーシアの税関は、アンフェタミン含有の麻薬キャプタゴン9480万錠(約1370億円相当)を押収した。同国ニュースサイト「フリー・マレーシア・トゥデイ」が伝えている。

アブドゥル・ラティフ・アブドゥル・カディール税関長官によると、15日に同国最大の港であるポートケランのコンテナから麻薬16トンが押収された。今回の押収は、マレーシア史上最大の麻薬押収事件となった。

​同長官によると、麻薬は中東から到着したコンテナの中に隠されていた。調査によると、このコンテナは東アジアの国に向けて出荷される予定だったという。

マレーシアの税関は、2018年には3.35トン、2019年に4.75トン、2020年には2.86トンの麻薬を押収している。今回の押収は、マレーシアの税関、警察、サウジアラビア内務省麻薬取締局の強力により実現した。

この事件は、危険ドラッグ法第39B条に基づいて捜査が行われており、有罪となった場合には死刑が科せられる。

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