アブドゥル・ラティフ・アブドゥル・カディール税関長官によると、15日に同国最大の港であるポートケランのコンテナから麻薬16トンが押収された。今回の押収は、マレーシア史上最大の麻薬押収事件となった。
Malaysia: Customs grab 16 Tonnes of Captagon pills from drug smugglers:https://t.co/abXtRMHuu9
— Suchindranath Aiyer (@Suchindranath) March 23, 2021
同長官によると、麻薬は中東から到着したコンテナの中に隠されていた。調査によると、このコンテナは東アジアの国に向けて出荷される予定だったという。
マレーシアの税関は、2018年には3.35トン、2019年に4.75トン、2020年には2.86トンの麻薬を押収している。今回の押収は、マレーシアの税関、警察、サウジアラビア内務省麻薬取締局の強力により実現した。
この事件は、危険ドラッグ法第39B条に基づいて捜査が行われており、有罪となった場合には死刑が科せられる。