フランスの大学生 アストラゼネカ社のワクチンを接種した数日後に死亡

© REUTERS / Yves Hermanアストラゼネカ社のワクチン
アストラゼネカ社のワクチン - Sputnik 日本, 1920, 24.03.2021
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フランスの医療当局は、24歳の大学生がアストラゼネカ社製の新型コロナウイルスワクチンを接種した数日後に死亡した原因について調査を行っている。フランス国家医薬品安全庁が発表した。

地元紙「スゥッド・ウエスト」によると、亡くなったのはナント出身の医学生。8日にワクチンを接種し、その10日後にアパートで亡くなった。この医学生には健康上の問題はなく、スポーツにも励んでいたという。

同紙によると、ナント検察局の委託を受けて行われた検死の結果、この学生の死因は血栓による脳内出血であることが判明した。


アストラゼネカ社製ワクチンの問題点

これに先立ち、欧州医薬品庁(EMA)は、EUの多くの国でアストラゼネカ社のワクチンを接種した患者が、その後血栓塞栓症の合併症を発症した症例について調査していると発表した。

オーストリア、エストニア、リトアニア、ラトビア、ルクセンブルグ、デンマーク、ブルガリア、ノルウェー、アイスランド、スロベニア、キプロス、イタリア、フランス、ドイツ、スペインなど欧州の多くの国で、アストラゼネカ社のワクチンの使用が停止している。18日にEMAが使用継続の勧告を出し、その後多くの国で接種が再開された。ノルウェーは今週、アストラゼネカ社のワクチン接種の再開に関する決定を下す予定。

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