22日、報道ステーションの公式ツイッターアカウントに公開されたウェブCMでは、若い女性が「どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガン的にかかげてる時点で、何それ時代遅れって感じ。」などと笑いながら語った後、「こいつ、報ステみてるな」とテロップが入った。
これについて、ツイッターをはじめSNS上では批判の声が噴出。若者や女性を馬鹿にしているとして物議を醸した。
「どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガン的にかかげてる時点で、何それ時代遅れって感じ。」
— 笛美🙋🏻♀️ (@fuemiad) March 23, 2021
そ、それ報道番組のCMで言っちゃうんですか😵
※出演タレントさんには何の責任もありません。
テレビ朝日「報ステ」2021年新PR30秒https://t.co/s5DyUwbc8k pic.twitter.com/6KZ5PQLpAF
このウェブCMは24日、ツイッターとユーチューブでそれぞれ削除され、見られなくなった。
同日、報道ステーションは公式ツイッターアカウントで謝罪文を公開。ジェンダー問題について「議論を超えて実践していく時代にあるという考えをお伝えしようとしたものでしたが、その意図をきちんとお伝えすることができませんでした」と説明し、謝罪した。
【今回のWebCMについて】 pic.twitter.com/UxU67nX7jv
— 報道ステーション+土日ステ (@hst_tvasahi) March 24, 2021
日本では今月3日、東京五輪をめぐり、組織委員会の会長だった森喜朗氏が女性蔑視発言をしたとして問題となり、辞任した。その後も、CMクリエイターの佐々木宏氏がお笑い芸人の渡辺直美さんに対し、容姿を侮辱するような演出プランを提案していたことが明らかなった。
関連記事