ベルシニン氏によると、このパンデミックは、21世紀における最大の挑戦の1つとして歴史に残り、生活のあらゆる領域に壊滅的な影響を及ぼすという。
同氏は、「国際的な経済関係にも影響を与えている。専門家の間では、我々は第二次世界大戦後最大の世界危機に直面していると言われている。世界経済の損失は、3兆5000億ドルを突破し、これは2008年の金融危機の2倍に相当する」と述べている。
さらにベルシニン氏は、「残念ながら、多くが『自分のために』というスタンスで行動したがる。これが多国間の経済協力にどのような影響を与えるかは想像に難しくない」と指摘した。
最後に同氏は、「世界経済は1つであり、進歩的で包括的な発展を目指す多国間協力が、現在の大規模な危機から抜け出す道である」と強調している。